皆さん知っていましたか。最初に糖質制限ダイエットが流行したのは明治時代のイギリスでした。バンテッシュと言う人が、「肥満に関する大衆への書簡」と言う本を書き、おそらくダイエット本の最初のベストセラーとなりました。
その後2000年代に入り、ロバートアトキンスが考案した「アトキンスダイエット」として、2度目の流行を見ることになります。
現在、殆ど多くの糖質制限ダイエットは「アトキンスダイエット」の方法をとっています。
特に最近になって、この糖質制限ダイエットに対する、体への負担についての論文が世界中で多く発表されるようになりました。2018年4月週刊新潮が『糖質制限で老ける』『糖質制限で寿命が縮まる』と言う東北大学の記事を掲載しています。その後テレビでも大々的に放映されることになりました。
私たち日本肥満予防健康協会は、その4年も前に糖質制限についての基準値を決めています。過度の糖質制限は筋肉を分解し基礎代謝を下げ、炎症性サイトカインの分泌異常を起こすことがわかっています。そして多くの人たちが、ダイエットには成功したものの、リバウンドしている現実があります。
このことがわかって、
それでもあなたは糖質制限ダイエットをやりますか?
《文責》日本肥満予防健康協会・会長 宮崎健爾