■シワ予防対策10のポイント
シワのできる原因は、ほとんど多くが紫外線による真皮の総体積の減少と言う事は、皆さんもご存知かもしれません。しかしシワができる原因は、それだけではありません。では、どのような原因でシワができるのでしょうか?
●1・乾燥によるシワ
一般的に年齢を重ねることに、表皮の水分の保湿力が弱くなり、肌は乾燥していきます。また、個人によっても肌質が異なり、もともと乾燥肌の人もいます。肌が乾燥するには、2つの原因があり、1つは皮脂の分泌が減少したか、もしくは分泌量がもともと少ない人、そして2つ目は、表皮の新陳代謝に原因があり、顆粒層でケラトヒアリン顆粒や、細胞間脂質になる顆粒の産生が少なく角質層に置いて、完璧なバリアが作れていない場合に乾燥が起こるのです。
表皮がカサカサになると、細かい「ちりめんじわ」ができ始めます。最初のうちは、自分で気づかないような細かいシワが、しわとしわが結びつきシワが成長し、目立つようになってきます。20代後半から、ちりめんじわが目立つ人が案外多いようです。まずは、保湿が大切ですね。特に外の空気が乾燥する秋、冬などは気をつけましょう。
●2・表情によるシワ
表情によるシワの代表的なものに、眉の間にできるし話で、何度も繰り返すことにより、元に戻らなくなってしまい、シワになることがあります。原因になるストレスや、イライラをなくすことも大切ですが、同じ表情を繰り返すことにより、シワができることなので、日ごろから気をつけることも大切です。
●3・筋肉量の減少によるシワ
年齢とともに、筋肉もシュリンクしていきます。筋肉は、脂肪を支える役割をしていますが、少なくなることで脂肪を支えることが衰え、シワになりやすくなります。無理なダイエットをしてリバウンドを繰り返すことにより、筋肉を減少させることもあります。日ごろから口を動かしたり顔の筋肉の運動したり、食事の時よく噛むことも大切です。
●4・ダイエットによるシワ
急にダイエットをすると、痩せたことによって肌がたるんでしまい、シワになることがあります。特に35歳を超えた人は、急なダイエットには気をつけましょう。ダイエットは、3ヶ月で自分の体重の5%程度を目安に臨んでください。また、運動を必ずして、筋肉を落とさないようにすることも大切です。そして、単品ダイエットのような栄養素のバランスを崩すようなダイエットは、肌の状態をさらに悪くすることになります。
●5・間違ったスキンケアによるシワ
肌のために、良いと思っているスキンケアがシワのもとになることもあります。例えば、強く肌を叩いたりすると、肌に細かい傷がついて、細かいシワができることもあります。また、洗顔でのこすりすぎや、強いマッサージのしすぎなど、肌はデリケートなので、優しく取り扱ってやることが大切です。特に、歳をとると肌の復元機能も衰えているので、強い刺激を与えないことが大切なのです。
●6・女性ホルモン減少によるシワ
女性ホルモンは、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成に関わっています。女性ホルモンは30歳になると、少しずつ減少し始めます。いつまでも気持ちを若く持ち、90歳になっても恋心を持つ、これも肌の栄養素です。
●7・皮膚の表面の汚れによるシワ
表皮の油は、長時間経つとを酸化され、過酸化脂質となります。表皮の表面をいつも清潔にすることも、皮膚の老化を予防する1つの方法で、汚れをそのままにしておくと、保湿力を低下させ、そして肌の乾燥を招きシワになるのです。
●8・栄養不足によるシワ
美肌と、食事の栄養バランスは基本であり、栄養不足になると、生命を維持すると言う身体にとって重要な方から優先的に栄養素を使われて、肌のほうは後回しになってしまいます。血液循環や食生活の乱れもシワの原因になります。
●9・睡眠不足によるシワ
睡眠は、肌にとって大切なことです。寝ている間に、肌の細胞が成長するのです。睡眠不足になると、皮膚の細胞面を披露して、肌のハリが損なわれ、シワになります。
●10・ストレスによるシワ
ストレスは、多くの病気に関わっています。ストレスがかかると頭への血流は、ほとんど脳に集中し、顔の肌は後回しになってしまいます。神経質な人ほど、シワが増えやすいのもこのためです。