美肌スーパーフード 【酒粕】

温かい粕汁は、カラダを温めてくれるごちそうです。粕汁にかかせない酒粕は、「粕(カス)」という字が使われていますが、清酒よりも栄養価が高く、また近年では美肌や健康づくりに役立つ成分が含まれていることが確認され、その活用法に大きな期待が寄せられています。

お馴染みの遊離リノール酸やコウジ酸・アルブチン・フェルラ酸・α-グルコシルグリセロール等美白効果の有る成分がたっぷり!

★遊離リノール酸は日本酒の原料である米の中に含まれるものですが、日本酒を搾った後の酒粕もこれを大量に含んでいます。遊離リノール酸は、シミやソバカスのもととなるドーパクロムの生成にかかわるチロシナーゼの働きを阻害する作用があります。

★コウジ酸も含まれます。メラニンを作り出す酵素であるチロシナーゼに働きかけて、メラニンの生成を抑える作用があります。さらには、メラニンに直接働きかけて、出来てしまったメラニンを消す働きもします。

★アルブチン――有名なアルブチンですが、メラニン色素の合成に関わる酵素であるチロシナーゼに直接作用し、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の合成を阻害する働きがあるため、美白効果があるとして化粧品などに配合されています。

★フェルラ酸(美白や抗酸化に効果的と話題の成分)等も含まれている

★α-グルコシルグリセロール(αGG)という成分が酒粕には含まれています。これは、日本酒のほうにも含まれていますが、化粧品でいえば、保湿成分としての性質を持っています。そのほかにも、美白効果や、体の細胞を活性化する作用、つまり新陳代謝を促す作用もあることで、実際に化粧品の成分として使用されています。

ビタミンB群、ミネラル――酒粕にはビタミンB群やアミノ酸、またミネラルが豊富。
代謝をUPし、美肌づくりに役立ちます。

便秘解消・デトックスにも効果的――食物繊維やオリゴ糖といった便秘解消に欠かせない成分が豊富なので、腸内環境を整え、デトックスも出来ちゃいます。

血行促進して冷えを解消――血管を拡張する成分が含まれるため、体が温まり新陳代謝が高まります。冷え症や肩こりの改善に。

酒粕は凄い!粕汁だけでは無く、いろんな酒粕メニューを考えて見ましょう!そしてお風呂にも酒粕――イイですね。