では、痛んでしまった肌をどうやってよみがえらせたらいいのでしょうか?
スキンケアの3原則「清潔・保湿・紫外線対策」を思い出して下さい。基本はこの3つだけ。シンプルケアを心掛け、そのうえで自分の肌に足りない部分をスペシャルケアとしてプラスしていきましょう。すぐに劇的な効果が現れるわけではないが、あせってはダメ。毎日続けることで肌は確実に輝きを取り戻す。自分の肌とじっくり向き合う辛抱強さが本物の美肌をつくるのです。
洗顔は「やさしさ」が大切
クレンジングと洗顔料によるダブル洗顔はもはや常識。洗顔料は細かい泡ができるまで十分に泡立て、肌をこすらないようにやさしく洗う。
保湿こそ美肌のカナメ
オイリー肌の人でも、肌の水分量は乾燥肌の人とあまりかわらないという調査結果がある。どんな肌タイプの人でも、保湿は十分にするのが正解だ。きちんと保湿された肌は水分と油分のバランスが整い、ハリとツヤが出る。
ポイントは洗顔後すぐにたっぷりと化粧水を使う事。
今すぐ始める紫外線対策
もっとも有効な紫外線対策は日焼け止めを塗ることです。紫外線は1年中振り注いでいるので日焼け止めも年間を通じて使用するのがよい。紫外線Aは厚いガラスでも透過するし、紫外線Bも一般家屋のガラス程度なら少量は透過してしまう。外出しなくても日焼け止めは使ったほうがよい。
また、とくに紫外線の強い夏場には日傘が必須アイテムだ。色は黒い方が紫外線防止効果が高いが、それほど色にこだわる必要も無い。日傘なら色、素材にかかわらず90~95%の直射日光を防いでくれる。ただ、日傘と肌の距離が30㎝離れると紫外線の遮断率は40%にまで激減してしまうので、傘はあまり高く持ち上げないように。