米ぬかに含まれる成分が凄い!(化粧品成分用語集2012より抜粋)
◎スクワレン
広く化粧品に使用されており、特に高級化粧品には欠かせない原料の一つである。肌をしっとりさせる。
◎フィトステロール
植物油脂から抽出して得たステロールで、乾燥から皮膚を保護する基礎化粧品、頭髪用化粧品に使用される。
◎γ-アミノ酪酸(アミノ酪酸)
皮膚組織の増殖力、修復力、水分保持力を高める働きがある。皮膚細胞にエネルギーが不足すると増殖力、修復力、水分保持力が低下し、健康な細胞が作られなくなり、皮膚弾力の低下やシワ発生などの老化現象があらわれる。細胞のエネルギーはミトコンドリアがつかさどっており、γ-アミノ酪酸は、ミトコンドリアのエネルギー生産の働きを盛んにする成分として着目されている。
◎セラミド
顆粒細胞から角質細胞になる直前に細胞外に分泌され、コレステロール、遊離脂肪酸とともに角質細胞間脂質を形成する。細胞の老化を制御する働きがある。皮膚でのセラミド合成を促進し抗炎症効果、抗酸化効果、抗菌剤として働くことが知られています。皮膚の弾力性や細胞間の結合性改善作用があり、老化した肌、乾燥肌向けのスキンケア製品に使用される。
◎レシチン
リン脂質に属し、脂肪酸、グリセリン、リン酸、コリンからなる物質である。
◎イノシトール
ビタミンB群の一種で、化粧品には脱毛予防効果と皮膚病予防治療効果を利用して頭髪製品あるいはクリーム、乳液、化粧水などに用いられる。
◎トコトリエノール
強力な抗酸化作用を有することからスーパービタミンEと呼ばれ、化粧品ではコエンザイムQ10などと共に老化防止のクリームなどに配合される。
◎γ-オリザノール
成長促進作用、性腺刺激作用、卵胞ホルモン様作用があるといわれる。皮膚表面の血行をよくし、肌荒れ、小ジワ、ニキビなどに効果があり、化粧品にはクリーム、乳液など基礎化粧品に用いられるが、配合量上限が定められている。
◎フィチン酸
クリーム、乳液などのエマルションに配合すると酸化防止作用を示す。
◎フェルラ酸
紫外線吸収・酸化防止機能が認められ、美白剤、サンスクリーン剤として化粧品にも使用されている。