ダイエット・最良の体重測定は?

さぁダイエットしよう!!
1番目安になるのが自分の体重です。その体重を計測するのが体重計ですが、どれぐらいの頻度でいつ計測すれば良いのでしょうか??それに関する研究結果を交えながら、説明をしていきましょう。

●それに関する研究結果・米国心臓病協会によれば・・

米国心臓協会(AHA)によれば、体重を測定する頻度は専門家の間でも意見が分かれているという。

【日本肥満予防健康協会の見解】

日本の肥満外来の多くが、重度の肥満者に対して入院させてダイエットする場合には、ほとんどの場合1日4回体重を計測しています。

●米ダラスにあるクーパー・クリニックのMeridan Zerner氏は

「大半の研究では、体重は毎日測ることが望ましいとされているかもしれない。しかし、毎日測ることで自信をなくし、前向きな姿勢になれないのであれば、週に1~2回でも良い。」と述べている。

日本肥満予防健康協会の見解】

確かにそういう人も中にはいるかと思います。しかし体重が下がることで俄然やる気が出る人が多いことも確かです。ダイエットはアドバイザーがしっかりついて、確実にコーチングすることで99%体重を下げることができるので、毎日することを勧めています。

●2018年11月に開かれたAHAの年次集会での発表

毎日の体重測定が体重管理に有益とする研究結果が発表された。1,042人の成人を1年間にわたり追跡した結果、週に1回以下の頻度で体重を測った人では体重が減らなかったのに対し、週に6~7回測った人では、体重が平均で1.7%減少したことが分かった。

●米セント・ルーク・ヘルスシステム・ハンフリーズ糖尿病センターのAmy
Walters氏は

ただし、頻繁に体重計に乗り過ぎると、体重のことが頭から離れなくなってしまうこともある。Walters氏は「測定値にこだわり過ぎず、体重の変化に注目することが重要だ。体重を毎日測定しても変化がみられないと、気分が落ち込んだり、モチベーションが落ちたりする可能性がある。」と指摘する。

日本肥満予防健康協会の見解】

体重の計測に関しては、いろいろな考え方や意見があることがわかったでしょうか。我々日本肥満予防健康協会では、自宅入院ダイエットと言う名前とともに、1日2回の計測を進めています。1回は朝起きて排便の後、2回目は夕方夕食の後、この計測を続けていると肥満も病気と同じで早期発見・早期治療が非常に重要であると考えています。ほとんど多くの肥満者の家庭に体重計がなかったり、またほとんど体重計に乗っていない人には、強い肥満傾向があります。