誤ったダイエットの検証

●体重計の針の動きにごまかされない

私たちの体重は脂肪が減少しただけで下がるわけではありません。体の60%を占めている水分が抜けることでも体重が下がります。また尿、便、汗、筋肉、なども減少することによって体重が下がるのです。本当に脂肪が減少しているかどうかが大切なところです。

●禁止の多い食事療法に注意

できるだけ数多くの食事をバランスよく取り全体のエネルギーを抑えることが大きな柱です。低カロリー、高タンパク、バランス食。これがダイエットの基本です。しかし巷のダイエットの中には、これは食べてはいけないとか、これを中心に食べましょうとか、偏食ダイエットが多く見られます。

●部分的に痩せる事はできない

部分痩せを謳っているダイエットも数多くあります。基本的に私たちの体の中の脂肪は合成と分解を常に繰り返しています。一旦分解した脂肪は血液に乗って全身をめぐります。そして、それをエネルギーとして使用できなかった場合、再び中性脂肪として合成するのです。だから理論的には体のある一部をダイエットすると言う事は考えにくいと思います。もしそれが簡単なら左足を細く、右手を太く、なんてことができるようになりますよね。

●短期戦より長期持久戦

ダイエットは急に痩せることが体に大きな負担をかけることがわかっています。若い女性であれば生理が止まる、髪の毛が抜ける、不妊症になる、などのことも報告されています。私たちが持っている脂肪が失われることについては、身体に与えるインパクトが非常に大きいことがわかります。ですからダイエットは、スローダイエットが最も大切なのです。あせらず気長に取り組むことが成功の秘訣です。

●真の戦いは体重が減った時から始まる

我々から言えば、体重を減少させることについてはそんなに難しいことではないと考えています。しかしながら、一旦減少した体重を維持することの方がさらに難しいのです。それは、私たちの体が失った脂肪を覚えているからです。どんな犠牲を払ってでも元に戻そうとする生体メカニズム(飢餓反応)が起こります。そして強力な食欲と、精神不安定で私たちを襲うのです。

●日本肥満予防健康協会ダイエット

日本肥満予防健康協会は医療の現場から産声をあげました。そして15年以上にわたって、肥満とダイエットの教育団体として全国的に活動をしています。現在、ダイエットをサポートするサービスも行っていますので、正統派ダイエットを体験してみてはいかがでしょうか。

《日本肥満予防健康協会》
《ダイエット専門スタジオ》→カロリロ