人生100年時代

●私たちは病気で命を奪われている

日本人の死因を見てみると、癌、心血管疾患、脳血管疾患、肺炎、事故自殺、その他病気によって亡くなっています。事故自殺が約10%程度で、その他の死因は病気によって私たちの命を奪われているのです。

●病気を予防できれば120歳まで生きる

我々人間は、何歳まで生きることが可能なのか?と言う研究は数多くなされています。800歳まで生きる!500歳まで生きる!と言うような報告もあり、どの報告も一方的な視点から研究した結果なので、信頼性は高いとは言えないでしょう。一般的には120歳程度までは、いろいろな角度から見て人間は生きることが可能と言うことになっているようです。

●120歳まで生きた人がいる

世界で最も長寿だった人はフランスのジャンヌカルマンと言う女性です。122歳まで行きました。長寿世界一としてギネス登録されています。彼女は生前、長生きの秘訣を教えてくださいと言う問いに対して「病気をしないこと」と常に言っていました。ジャンヌカルマンの有名な言葉です。日本人の死因を見てみても90%が病気によって我々の命を奪われている現実があります。

●70%は生活習慣病で死んでいる

日本人の死因は90%が病気によって命を落としていると話をしました。よく中身を見てみると、その病気の70%が生活習慣病と言われる病気なのです。と言う事は私たちの生活習慣をもう少し見直して病気にならないよう生活をすることで、現代日本人の平均寿命を百歳まで上げることは充分可能だと思いませんか?

●予防医療が大切

病気になるのは何でも同じですがスタートがあります。食生活、運動習慣、メンタルヘルス、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足、このようないつもあまり気にかけない生活の乱れが、病気のスタートになっていることを意識的に考えることが大切だと思います。私たちの体はほとんどの場合自己主張することがありません。お腹が痛い!や、熱が出る!など表立ってわかるものに関しては誰もが薬を飲んだり対処すると思いますが、癌や、心筋梗塞、肝臓疾患などのように、自覚症状がないものが多いために発見すれば手遅れ。と言う場合も多いのです。

●平均寿命100歳

ある発表によると、2007年に誕生した子どもたちの約50%が百歳を超えると報告されています。それぐらい百歳長寿の人の数は急増している状況にあります。私が生まれた今から70年位前では百歳を超える人は100人に満たない数でした。今ではどうでしょうか?百歳を超える人が70,000人を超えていると発表されています。このスピードで、平均寿命が伸び続けるとそんなに遠い将来では無いある時期に、平均寿命が百歳に到達することでしょう。

2018・男性の平均寿命80・女性の平均寿命86
(子供のときの死亡者と事故自殺を除けば、90歳を超えています)