年齢とともに省エネ体質へ!?

■気がつかないうちに年齢とともに省エネ体質
《年齢とともに食のコントロール》

私たち人間はある一定の年齢まで成長を続けますが、ピークを過ぎると歳を重ねることによって、多くのものが減少していきます。それは筋肉や骨、コラーゲンやあらゆる組織の細胞の数、そして私たちの持っている数多くの器官、そして免疫力や、代謝力、そして抗酸化力、なども年とともに力を失っていくと言われています。

まぁ、易しい言葉で言うならば、非常に活性度の低い個体になっていくと言うことなのでしょう。

●生きて活動するだけで必要な基礎代謝。
「基礎代謝」日常ではあまり使わない言葉ですね。簡単に言えば私達人間は寝ていてもエネルギーを使用しているのです。
それは体温を一定に保ち、又臓器を動かし、血液を全身に送り届ける。この様な生活活動で使うエネルギーではなく人間が少なくとも最低人間である為の最低必要なエネルギーのことをいいます。

●基礎代謝量は間接的に肥満と関係がある

私たち人間は多くのエネルギーを1日に消費しています。その消費エネルギーの中で、この基礎代謝でなんと消費エネルギーの約60%~70%使用しているのです。ですからこの基礎代謝の上下はその人の肥満事情に大きな影響を与えているのです。

●基礎代謝が低下するのは何歳ぐらいから?
私達人間は25歳位からこの基礎代謝が低下するといわれています。25歳の人が40歳になるまで、同じ様に生活しているだけで計算上では7.5キログラムも基礎代謝により太ることになります。

●省エネ体質になっているのに、食の過剰摂取が問題

言い換えれば、ある程度の年齢になれば、若い時に比べて少ないエネルギーで、活動することができるようになる。と言うことなのです。省エネ運転ができる体になっている。だから年齢とともに摂取エネルギーを、減らしていく必要があるのです。しかし実際はそうでは無いことが起こっている(食べ過ぎている)ので中年以降の肥満やメタボが増加している現実があります。

この様に年齢と共に基礎代謝が低下するのであれば、食事や運動を年齢に応じてバランス良く変える必要があるのですが、ほとんど多くの人達があまり気にしていません。そして中年太りという現状を作っています。
★貴方は20代の頃の体重を維持していますか?
この基礎代謝の低下も私達を太らせる犯人の一人です。