今ではスーパーに行けばどんな季節でもキャベツは販売されています。いったいキャベツができる季節とはいつなのでしょうか？実はキャベツにはほぼ旬の季節がありません。夏キャベツ春キャベツ冬キャベツのように品種によってどの季節でも収穫ができるのです。
皆さんご存知でしたか？ありがたいことに年中キャベツには事欠きません。
キャベツが日本にオランダから入ってきたのは、江戸時代頃とされていますが、当時はほとんど食用とはされず、「葉牡丹」ように観賞用でした。本格的に食用として栽培されるようになったのは明治時代に入ってからです。とはいっても、当時はまだまだ一般的に普及していた訳ではなく、戦後になって一気に洋食文化と共に一気に普及したようです。
実はこのキャベツ、古代ギリシャ時代からヨーロッパで栽培されていて歴史は非常に古い食べ物です。
そしてヨーロッパでは「貧者の医者」と呼ばれその薬効が注目される食品でもありました
★ローマ人は、「何世紀も医者なしでやって来れたのはキャベツのおかげ」と言っています。
★ピタゴラスも、キャベツは「元気をつけ、腹痛の特効薬」と言っています
★1951年、アメリカのスタンフォード大学のチェイニー教授は、胃潰瘍の患者に、ヨーロッパの民間療法のキャベツ汁を飲ませたところ患者が完治したと報告しています。
★アメリカの国立がんセンターが発表したデザイナーズフーズ計画のガンを予防する食品のランキングの2番目に、キャベツが発表されています。それはキャベツに含まれているイソチオシアネートや、スルフォルファンと言う、水分が強い免疫力を示すことからでした。
★またアメリカの農務省発表した、ダイエットフードガイドの中で、ダイエットをするときに何を優先的に食べたらよいかと言う食品の中で、淡色野菜が最も優先度が高く示されました。その淡色野菜の中でもキャベツはビタミンやミネラルが最も豊富に含まれ栄養価が高いと言われています。
キャベツ凄い！と思いませんか？
キャベツを食べる事が多いと思いますが、これは体に良いと思って食べることですね。