●肉より魚!
にきび予防には、肉類よりも魚介類のほうが良いようです。DHA・EPAは、血液をサラサラにして中性脂肪の低下に効果があります。また、便秘予防のために、野菜や海藻類を摂取して、バランスの良い食事をとることが大切です。欧米人にはニキビの多い人が目立ちますが、日本人は元来少なかったのですが、最近増加したのは、食生活の変化によるものと考えられています
●ビタミンAをしっかり取る
ニキビの出来る原因はビタミンの不足と脂肪・糖質の取りすぎです。特にビタミンAとB群が大切で、ビタミンAは皮膚の潤いを与える栄養素で不足すると皮膚が乾燥して毛口角化症を起こすことがあり、ニキビの原因となります
●ビタミンB群をしっかり取る
そしてビタミンB群は脂質代謝に必要な栄養素で、不足すると脂質代謝のバランスを崩すことになります。特にビタミンB2やビタミンB6が不足すると皮脂の分泌が多くなりニキビの原因となります。
●脂肪の取りすぎ
一方脂肪は皮脂を作る上で大切な栄養素でこれが不足すると、皮膚の保護バリア機能を弱体化させますが、過剰な摂取は肥満の原因になり、一方で過剰に皮脂を生成することになりニキビの原因とあります。
●糖分の取りすぎ
糖分の取りすぎは、脂肪と同じく肥満の原因になりますが、当分は血糖値を上昇させ、皮脂の分泌を促進させることと、一方では糖質の代謝には、ビタミンB群を必要としており、大切なビタミンB群を失うことになります。
●伝統的日本食
ニキビは日本人には元来少なかったことを最初に書きましたが、食生活が変化することによって多くなったことも事実です。もともと体質でニキビになっている人もいますが、日本に入ってきた欧米食が原因と考えられるところも多いようです。日本食をちょっと見直していただき、1 汁、1飯、3菜、・・・「ライス・フィッシュ・ベジタリアン」・・・
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●ニキビはこうして出来る
そもそも肌は、約28日のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に繁殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまりニキビとなります。
角質の肥厚のみならず、皮脂が過剰に分泌しすぎると、やはり毛穴を塞いでしまいます。