■肥満による世界経済の損失は236兆円!!(CNN)
1位喫煙・・247兆円
2位紛争・・247兆円
3位肥満・・236兆円
これを見てあなたはどのように感じましたか?
海外の報道機関の発表によると、なんと肥満による世界経済の損失は巨額に上っているということです。現在では先進国のみならず、多くの国々で肥満者が、伝染病のように急増している現状があります。WHOの発表によると2017年現在で、全世界の肥満者は21億人を突破したと言うことです。そして付け加えて言うならば、世界中の国々の中で、過去肥満者を減少させた国は、1国たりとも存在しないと言うことです。
各国で増大する肥満は世界経済に年間2兆ドル(約236兆円)の負担を生じさせているという報告書を、米コンサルティング大手のマッキンゼーがまとめました。
損害の大きさは武力衝突や喫煙にほぼ匹敵すると指摘しています。世界中のどこかで現在でも紛争が行われています。これにおける損害額。また世界中の喫煙による医療費の損害。肥満はこの2つの世界の経済的損失に匹敵する多額の損害を生み出していると発表されました。
肥満または太りすぎの人口は21億人を超え、世界の人口のほぼ30%に上る。このままの傾向が続けば2030年にはほぼ半数に達すると予想した。
肥満によるコストの増大は、生産性の喪失や医療費の増大などに起因する。世界の死因の約5%は肥満に原因があると推定される。
対策としては、自転車に乗りやすい都市設計や、健康的な給食のための補助金などを挙げたほか、ファストフード大手に対してもメニューの変更を促している。
世界経済への負担が最も大きかったのは喫煙の2兆1000億ドル(約247兆円)で、2位の武力衝突もほぼ同規模。肥満は3位だった。