北米原産のベリー系のバラ科の小果樹のことです。目の健康をサポートするアントシアニンを豊富に含んでいます。また、β-クリプトキサンチンも豊富に含んでおり、発ガン性物質から体を守ってくれるといわれています。
アントシアニン
アロニアに含まれるアントシアニンは、抗酸化作用が非常に強く、活性酸素を除去する力が非常に強いため、アンチエイジングに効果的といわれています。皮膚の乾燥を予防し肌荒れを防ぐβ-カロチンやコラーゲンの生成に関与しています。
他にもビタミンCは、肌のハリや弾力を保つために必要なコラーゲンの生成を促進する働きをしてくれる為、アントシアニンやビタミンCが豊富に含まれているこのアロニアは、アンチエイジング効果・美肌に絶大な効果をもたらすといわれています。
また、β-カロチンは体内でビタミンAに変化し、目の網膜や口、鼻などの粘膜・肌・髪・爪などの健康を保ちます。その他にも、β-カロチンはシミやソバカスの予防にも効果があるといわれています。
β-クリプトキサンチン
β-クリプトキサンチンには抗酸化作用と抗菌作用、美白効果が期待できます。
抗酸化作用によって、活性酸素の働きを抑え細胞の老化を防止してシミ・シワ・タルミからお肌を守ります。細胞が元気に活動する事で、皮脂のバランスも良くなり乾燥肌の防止にもメラニン色素の発生を抑制し、シミ・ソバカスを撃退してくれます。
β-クリプトキサンチンは皮膚にも比較的多く存在していることが知られています。ヒトの表皮細胞を用いた実験で、β-クリプトキサンチンはヒアルロン酸合成酵素の活性化を誘発し、ヒアルロン酸の量を増やすことが分かりました。また、表皮の水分保持のために存在しているアクアポリンという器官の発現量が増えるということもわかっており、美肌の維持に有効であることが示されています。
β-クリプトキサンチンという色素成分で、真皮の繊維芽細胞を増殖させる働きがあり肌の美白やコラーゲンを増やす働きが分かっています。また、皮膚の表皮が厚くなり、ターンオーバーも速くなるという結果が報告されています。
アロニアは、非常に多くの食物繊維を含み、その量はバナナの6倍ともいわれています。便秘が解消されることにより、肌荒れの予防も期待できます。